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配管工の2つの資格徹底解説!

こんにちは!株式会社小松工業と申します。
鹿児島県鹿児島市に拠点を置き、道路や学校などの公共施設をメインに上下水道工事・配管工事を行っております。
配管工として働く上で、必要な資格はありません。
しかしキャリアアップのため、自分のスキルの証明のため、持っているとよい資格はあります。
今回は配管工の代表的な2つの資格について、詳しく解説したいと思います。

配管技能士

地中の配管の様子
配管技能士は、給排水管やガス管、換気設備など、建築物の配管工事の技能を認定する国家資格です。
配管技能士には、実技と筆記の2つの試験があります。
1級~3級まであり、1級は上級、2級は中級、3級は初級です。
未経験の方は、まず3級の取得を目指しましょう。

受験資格

前述した通り、配管技能士には1級~3級まであり、それぞれ「上級技能者」「中級技能者」「初級技能者」と呼ばれています。
配管技能士1級・2級・3級の受験資格は以下の通りです。
・3級:学歴・年齢に関係なく誰でも受験できる
・2級:2年以上の実務経験
・1級:7年以上の実務経験
1級は、2級・3級を取得していなくても、7年以上の実務経験があればチャレンジすることが可能です。
1級や2級に挑戦する場合、2級・3級いずれかを取得していれば、受験資格として必要な実務経験年数は多少短縮されます。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は冷暖房設備・ガス管・上下水道設備など、管工事の施工を管理する仕事です。
国土交通省が認定している国家資格で、難易度だけでなく受験資格も厳しいものとなっています。
この資格試験に合格すれば、晴れて配管工事のスペシャリストとなれるのです。
1級と2級の区分があり、どちらも第一次検定の筆記試験、第二次検定の実地試験があります。
第一次検定は、2級が52問に対して、1級が73問となっており、1級の方が出題数が多いです。
初めて受験する方は、まず始めに2級を取得してから1級に挑戦してみましょう!

受験資格

1級も2級も、学歴や資格ごとに必要な実務経験年数が違います。
受験資格の一例は以下の通りです。
「高等専門学校の場合、指定学科は卒業後10年以上、指定学科以外は卒業後11年6ヵ月」
「大学・専門学校の場合、指定学科は卒業後3年以上、指定学科以外は卒業後4年6ヵ月以上」
「2級管工事施工管理技士の取得者は卒業後5年以上」
このように学歴・資格によって実務経験年数は大きく変わります。
しかし、2021年度の4月より施工管理技士全般の受験資格が緩和されました。
2級の合格者が1級の第一検定を受験する場合、受験資格は不要となったのです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。