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水道工事の豆知識!「水道技術管理者」とは

こんにちは!
鹿児島県鹿児島市に拠点を置く、株式会社小松工業です。
道路や学校などの公共施設をメインに上下水道工事・配管工事を承っております。
水道は、人々が生活する上で欠かせないものです。
水道工事を行うには「水道法」に定められていることを遵守しなければなりません。
水道法は、水を清潔で安全に供給するための、さまざまなことが決められています。
今回はその中の一つである「水道技術管理者」について解説したいと思います。

水道技術管理者とは?


水道事業者は水道法の第19条により、水道技術管理者を必ず設置しなければならないと定められています。
水道技術管理者は、事業者自らが水道技術管理者になっても問題はありません。
主な仕事内容は、水道施設が施設基準に適合しているかの検査、給水開始前の水質検査及び施設検査、定期及び臨時の水質検査、浄水場などの従事者の健康診断、塩素消毒などの衛生上の措置、給水の緊急停止、給水停止命令による給水停止などです。

水道技術管理者の取得方法

水道技術管理者の資格は、学科講習と実務研修を受講すれば取得が可能であるため難易度は比較的易しい資格です。

受験資格

水道技術管理者を受験するためには、一定の実務経験が必要になります。
最終学歴や卒業した専攻によって必要な実務経験が異なるので、受験を考えている方は確認しておきましょう。

学科講習

学科講習には4つの試験があります。
これらすべてに合格しなければ、実務研修を受けられません。
学科講習は平日の15日間です。
水道行政・公衆衛生・衛生管理・水道経営・水道基礎工学概論・水質管理・水道施設管理について学びます。
試験は最終日に行われます。
内容は「水道行政・水道経営」「水道基礎工学概論」「水質管理・公衆衛生・衛生管理」「水道施設管理」の4つで、1つでも60点未満を取ってしまうと不合格です。

実務研修

実務研修は、学科講習に合格した方のみが受けられます。
実務研修も学科講習同様、平日の15日間行われます。
実務研修先は、受講者の都道府県区分や事業体条件などを加味して、水道技術管理者資格を実施している協会が選定してくれます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。