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管工事に役立つ?建築設備士の資格

こんにちは!
鹿児島県鹿児島市に拠点を置く、株式会社小松工業です。
道路や学校などの公共施設をメインに上下水道工事・配管工事を承っております。
少し意外に思うかもしれませんが、管工事に役立つ資格の一つとして「建築設備士」の資格が挙げられます。
実は建築設備士の資格は、職種に関わらず設備系全員が取得するべき資格と言えるのです。
そこで今回は、そんな建築設備士の資格について解説したいと思います。

建築設備士とは?


建築設備士は、国土交通省が認定する国家資格です。
建築設備とは、建築物に設ける各種設備のことを指します。
具体的には、給排水設備や空調設備、電気設備などが該当しています。
なお、室内だけでなく建築物の外に設置している設備も建築設備です。
管工事には「給排水管工事」「ガス配管工事」「空調設備工事(冷暖房設備・ダクト)」「浄化槽工事」などの具体例があり、どれも設備系の職種に関連しています。
建築設備士は、建築設備全般に関する知識及び技能を有している証明となると同時に、設備全般の実務レベルの知識が得られるといったメリットがあるのです。
これは管工事にも役立つ資格といえるのではないでしょうか?

資格の詳細

受験資格

建築設備士の受験には、実務経験が必要になります。
該当するのは以下の通りです。
1.建築、機械、電気またはこれらと同等と認められる類似の課程を修めていることを前提に、大学卒業後2年以上、短期大学・高等専門学校・旧専門学校卒業後4年以上、高等学校・旧中等学校卒業後6年以上、その他の学校などは2~6年以上の学歴と実務経験
2.一級建築士・1級電気工事施工管理技士・1級管工事施工管理技士など、実務経験2年以上の資格所有者
3.学歴、資格を問わない場合は実務経験9年以上
4.1~3と同等以上の知識および技能を有すると認められる者
受験資格に関する詳細は必ず事前に確認しておくと良いでしょう。

試験内容

試験は第一次試験がマークシートによる学科で、第二次試験が記述と作図です。
一次試験は総問題数100問で、「建築一般知識30問」「建築法規20問」「建築設備50問」の3つから構成されています。
二次試験は「建築設備基本計画」「建築設備基本設計」の2つです。
文章を主体とした基本計画の構築、そして作図を基本とした基本設計を行います。
それぞれに合格することで、建築設備士の資格を取得できます。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。